(動ラ五[四])
(1)動いていった物が、他の物に勢いよく接触する。ぶつかる。《当》
「ボールが壁に―?ってはね返る」「雨が強く―?る」
(2)投げたり撃ったりした物が、ねらったとおりの所に行く。うまく命中する。
?はずれる
《当?中》
「矢が的に―?る」
(3)光?雨?風などの作用を受ける。《当》
「一日中太陽の―?らない部屋」「雨が―?らないように、シートでおおう」「たき火に―?って体をあたためる」
(4)物や体の一部に他の物が強く接触し、その結果、傷が生じたり痛みなどを感じたりする。《当》
「何か硬いものが足に―?る」「この靴はかかとの所が―?って痛い」「この桃は少し―?って黒くなっている」
(5)くじ引きなどで、賞を得ることに決まる。?はずれる。《当?中》
「宝くじで一等に―?った」
(6)予測?判断が現実とぴったり合う。
?はずれる
(ア)予測?推測が的中する。《当》
「最近の天気予報はさっぱり―?らない」「山が―?る」
(イ)ある判断?評価が現実に合致する。
「その非難は―?らない」
(7)興行?商売?事業などが多くの客から人気を博する。成功する。《当》
「今度の芝居は―?った」
(8)果物(くだもの)などの作柄が良く美味である。《当》
「ことしはミカンが―?った」
(9)(普通、仮名で書く)害となるものによって体などが損なわれる。
「フグに―?って死ぬ」
(10)人が相手や物事に立ち向かう。《当》
(ア)手ごわい相手に立ち向かう。
「命がけで敵に―?る」
(イ)むずかしい物事の解決に取り組む。
「社内一丸となって難局に―?る」
(ウ)周囲にいる責任のない人に対して、怒りを発散したりひどい仕打ちを加えたりする。
「むしゃくしゃして、犬にまで―?る」
(11)人や物にじかに接して確かめる。調べる。《当》
「直接本人に―?って確かめてください」「あっちこち心当たりを―?ってみる」「出典に―?る」「辞書に―?る」
(12)何人かの中で、ある特定の人に仕事や課題が割り振られる。《当》
「むずかしい問題が―?って困った」「掃除当番に―?る」
(13)その仕事に従事する。《当》
「この度、会長の任に―?ることになりました」「警護に―?る」「診察に―?った医師」
(14)(「…は…にあたる」の形で)…に相当する。該当する。《当》
「一フィートはほぼ一尺に―?る」
(15)(「…にあたり」「…にあたって」の形で、名詞や動詞連体形やサ変動詞の語幹を受けて)重大な節目(ふしめ)となるような事柄に際して。《当》
「年頭に―?り、ひと言ご挨拶を申し上げます」「会の発足に―?って…」
(16)(「…するには当たらない」の形で動詞を受けて)…する必要はない。《当》
「そんなこと少しも驚くには―?らない」
(17)野球で、よくヒットやホームランを打つ。《当》
「あのチームは全員よく―?っている」
(18)(「つぎがあたる」の形で)布の穴につぎが施される。
「つぎの―?ったシャツ」
(19)麻雀で、その牌(パイ)であがりになる。
(20)(ア)〔身代(しんだい)を「する(擦る)」に通じるのをきらって〕「(墨を)磨(す)る」の忌み詞。
(イ)江戸語?東京語では「(ひげを)剃(そ)る」を「する」というので、「剃る」の忌み詞。
「ひげを―?る」
補足説明「当てる」に対する自動詞
可能動詞 あたれる
[慣用] 事に―?山が―
当たって砕(くだ)けよ
成功するか失敗するかは分からないが、とにかく決行してみよ。
当たらず障(さわ)らず
どこにもさし障りがないように、どっちつかずであるさま。
「―の返事」
中(あた)らずと雖(いえど)も遠からず
〔大学〕的中はしていないが、それほどまちがっていず、ほぼ正しい推測である。
当たるも八卦(はつけ)当たらぬも八卦
占いは的中することもあるし、外れることもある。
当たるを幸(さいわ)い
手当たり次第に。
「―薙(な)ぎ倒す」
◆アクセント:あたる 0
intactnessの意味
13 年前